嫌がらせしてきたり
いじめの中心になってたあの人が
大ッ嫌いだった
視界に入れようとか思わなかった。
復讐心を持つぐらいだった。
卒業してから一年ほど経って
手紙を書いた
思ったまんまのことを
自分が冗談も通じない人だったから
ちょっとしたいたづら心が
いじめに発展したんだろうな。
***
ふと小学生の頃のことを思い出した。
近所だったその人と
家の向の空き地で遊んだ記憶がある
ポケモンを初めて教えてもらって、
小学校中学年になる頃には
ポケモンなんてだっせぇ
とか言われて
ナルトにハマッた
楽しかったんだ。
それから話す機会も減って
ちょっと冗談交じりにいじめられて
私は転校した。
***
別に
根っから悪い人じゃないことを知ってる。
トークは面白いし
周りにいる友達が楽しそうなのを知ってる。
いたづらとか言い方が
ちょっと度を過ぎてるけどね。
***
だから手紙で謝った。
冗談が通じなくてゴメンね。
また、話せたらいいな。
手紙は登校中にポストに入れてきた。
読まずに捨てたならそれでもいいやと思ってる。
ただの自己満足に過ぎない。
そう言っても
駅で見かけて先に逃げるように去るのは私の方だ。
馬鹿だなと思う。
話すことも、何もないのに。